親離れ
子供の自立心を育成させようと、子供が小さいうちに親から離そうとする必要は全くありません。親と子の信頼関係がきちんと成り立っていれば、自然に子供は安心して、自分に自信を持って親から離れていきます。
早いうちから、親から自立させようとするあまり、スキンシップを少なくしたり、親子の会話がなくなったり、子供が甘えることを拒否してしまうと、自分が親に見守られているという実感のないまま、親離れの年齢を迎えますし、逆に、親が子供の自立の目を積んでしまうほど子供に対して手を焼きすぎると、子供は、自分に対して自信がないまま、親離れをしなければならない年齢になってしまうのです。また、「年齢」と書きましたが、その年齢は決まっているわけではなく、子供それぞれです。全ての子供たちが同じ過程を辿って成長するわけではないですし、同じタイミングで親元を離れていくわけではありません。
私は、自分が親になってから、「親離れ」とは、どういう事を言うのかな~と、常に思いますし、常に感じます。例えば、息子が入園したときに、大泣きすることもなく、ササ~とバスに乗り込む姿を見て、「あれほど、ママ~ママ~と先月まで言って、私の傍を離れなかった子が、もう親離れしてしまったの?」と、少し寂しい気持ちがしたり、友達と喧嘩をして軽い怪我をして帰ってきたとき、どうしたの?と聞いても、「なんでもない!」の一点張り。後から先生に聞くと、喧嘩そのものにも両人共に責任があり、怪我も両人共に非があったとのことで、「自分が悪かったことを反省し、自分が悪かったのだから、対したこともない怪我をママに言いつけるのは、男のプライドが許さなかったのかしら?大丈夫なの?痛くない?と私的には声を一杯かけてあげたい気持ちもするけど、子供のプライドもそろそろ大切にしないといけないのかな?こんな時は、私の方が子離れが必要なの?」と考えてしまったり・・・と、言うようなことがあります。そして、私自身、親になりましたが、未だに親離れ出来ていないと感じる部分も多々あります。
親離れ、子離れ・・・今の私にとっては、少し寂しく、切なく、そして時には喜ばしいことでもあります。
